札幌オリンピック100円記念硬貨の価値|昭和47年の白銅貨の手放し方

札幌オリンピック100円記念硬貨の価値を表したアイキャッチ

当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各銀行・買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。銀価格・買取価格・手数料は記事執筆時点の参考値で、変わることがあります。

古い財布の小銭入れから、ずっしり重い札幌オリンピックの100円が出てきた。冬のオリンピックの記念なら、今は値打ちが上がっていそうな気がしますよね。

結論から言うと、札幌オリンピック100円の価値は額面の100円が基準です。昭和47年の白銅貨で、銀は入っていません。

この記事では、オリンピック記念硬貨の中で札幌の100円がどこに位置するのかと、手数料をかけずに手放す方法が分かります。

記念硬貨を持っている人

札幌オリンピックの100円が12枚あります。オリンピックの記念硬貨って、高く売れるんじゃないですか?

案内役

オリンピックの記念硬貨でも、素材で価値の見方が変わるんです。札幌の100円は白銅貨なので、額面の100円を物差しに考えてみましょう。

目次

札幌オリンピックの100円は、どんな記念硬貨?

先に結論

正式な名前は「札幌オリンピック記念100円白銅貨幣」です。昭和47年(1972年)に30,000,000枚が発行され、金融機関の窓口で額面と引き換えて配られました。

造幣局の記念貨幣一覧では、次のように載っています。

項目造幣局の記念貨幣一覧の値
正式名称札幌オリンピック記念 100円白銅貨幣
年銘昭和47年(1972年)
素材白銅(銅750・ニッケル250)
量目・直径12g・30mm
発行枚数30,000,000枚
引換開始日昭和47年1月28日(金融機関の窓口で額面と引換え)

12g・直径30mmと、記念100円の中では大きくて重い方です。持った時に『普通の100円じゃない』と感じるのは、このためなんです。

昭和51年の大きな100円と取り違えない

実は、同じ12g・直径30mmの記念100円がもう1種類あります。昭和51年の天皇陛下御在位50年記念の100円白銅貨です。

大きさでは見分けにくいので、年号を見てみてください。昭和47年なら札幌オリンピック、昭和51年なら御在位50年記念です。どちらも白銅貨で、価値の物差しは同じ額面の100円になります。

昭和47年のオリンピック100円硬貨の価値は、なぜ額面どまり?

『30,000,000枚なら、少ない方なんでしょう?』と思う方もいますよね。たしかに白銅の100円記念硬貨4種類の中では、一番少ない発行枚数です。

額面が基準になる理由
  • 白銅は貴金属ではなく、素材の重さで値段が付かない
  • 一番少ないといっても30,000,000枚あり、手に入りにくい物ではない
  • 額面での両替をすすめる店の一覧に、札幌五輪の100円白銅貨が入っている

金貨買取本舗は、札幌五輪(1972)の100円白銅貨を「額面通りの価値で両替となる記念硬貨」に挙げています。そうした記念硬貨は、買取ではなく金融機関での換金・両替をすすめている店です。

発行枚数と価値の関係は、記念硬貨の発行枚数と価値の関係で詳しく見ています。札幌の100円は、枚数の少なさだけで値段が上がる物ではないと考えておきましょう。

1972年のオリンピック記念硬貨は、ほかの大会とどう違う?

「オリンピックの記念硬貨」とひとくくりにすると、価値の見方を取り違えやすいですよね。大会ごとに、額面と素材を並べてみます。

オリンピック記念硬貨の見方

銀が入っているのは、1964年の東京の2種類、長野の5千円銀貨、東京2020の千円銀貨です。札幌の1972年の記念硬貨は100円白銅貨だけで、額面で見ます。

大会年銘額面と素材価値の物差し(銀は2026年11月2日の264.11円/gで計算)
東京(1964年)昭和39年千円銀貨・100円銀貨銀の目安は千円が約4,886円、100円が約761円
札幌(1972年)昭和47年100円白銅貨額面の100円
長野平成9年・10年500円白銅貨3種・5千円銀貨3種500円は額面、5千円は銀の目安約3,665円で額面の方が高い
東京2020平成28年〜令和2年100円・500円のクラッド貨、千円銀貨クラッド貨は額面、千円銀貨は銀の目安約8,214円

銀の目安は、田中貴金属の銀の店頭買取価格に造幣局の公式値の銀の重さを掛けた、記事執筆時点の参考値です。記念硬貨の買取価格そのものではありません。

1964年の東京の100円と札幌の100円は、同じ「オリンピックの100円」でも見方がまったく違うんです。東京の100円は東京オリンピック100円記念硬貨の価値で計算しています。

オリンピック記念硬貨を大会ごとに素材と価値の物差しで並べた図解

札幌オリンピックのコインを買取に出す前に

『どうせなら、買取店で値段を聞いてみたい』という方もいますよね。札幌の100円だけを持ち込むより、ほかのオリンピック記念硬貨と一緒の方が判断しやすくなります。

買取に出す時の進め方
  1. 札幌の100円と、ほかの記念硬貨を分けておく
  2. 東京1964年の銀貨、長野の5千円銀貨、千円銀貨が無いか探す
  3. 磨いたり洗ったりせず、ケースや袋もそのまま持ち込む
  4. 1点ずつ提示額を聞き、札幌の100円は額面の100円と比べる

2026年11月4日に確かめた範囲では、札幌の100円に金額を公表している店は見当たりませんでした。おたからやは、記念硬貨の参考買取価格をすべて「ASK(問い合わせ)」にしています。

店では「札幌オリンピックの100円が12枚と、長野の記念硬貨があります」のように、種類と枚数を伝えると話が早いです。札幌の100円の提示が額面を下回ったら、その分は売らずに手元に戻しましょう。

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記念硬貨の査定額を確かめる

銀貨やプルーフ貨幣セットが混ざっていれば、額面より高い評価がつくことがあります。仕分けをしないまま持ち込めて、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、金額を聞いてから売るか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

手数料なしで預けられる窓口はある?

ここが大事なところです。札幌の100円を12枚、額面1,200円分を銀行に預けると、窓口によって手元に残るお金がかなり変わります。

記念貨幣は1枚から手数料がかかる銀行がある

三井住友銀行は100枚まで990円、三菱UFJ銀行は100枚まで770円です(2026年11月4日時点の各行公式ページ)。みずほ銀行も100枚まで990円です(2025年8月時点の公式ページ)。

預け先(12枚・1,200円分)手元に残るお金知っておきたいこと
ゆうちょ銀行の窓口1,200円ほかの硬貨と合わせて100枚までは無料
日本銀行の本店・支店1,200円引換えの手数料を取らないと案内・事前予約制・預金ではなく現金で受け取る
三菱UFJ銀行430円手数料770円は硬貨とは別に用意する
三井住友銀行210円口座入金のみ・手数料990円

少ない枚数ほど、大手3行の手数料が重くのしかかります。数枚から十数枚なら、ゆうちょ銀行の窓口か、お店で使うのが向いています。

札幌オリンピックの100円12枚を窓口ごとに預けた時の手取りを比べた図解

お店で使う時は、同じ種類の硬貨は1回の支払いで20枚までです。財務省は、記念貨幣は自動販売機などでは使えないことがあると説明しているので、有人のレジで出しましょう。

知恵袋でよくある相談:札幌オリンピックの100円

Yahoo!知恵袋に寄せられた相談を3つ、要約して答えます。

札幌オリンピックの100円の価値を教えて

昭和47年の札幌オリンピックの100円は、今いくらの価値があるのかという相談です。札幌の100円では、特によく読まれている質問です。

価値の目安は額面の100円です。白銅貨で銀は入っておらず、発行枚数も30,000,000枚あります。

手数料なしで預金させてくれる金融機関は?

札幌の100円などの記念硬貨を、手数料なしで預けられる金融機関を知りたいという相談です。

ゆうちょ銀行の窓口は、記念硬貨も通常の硬貨と合わせて数え、100枚までなら料金はかかりません。日本銀行は預金ではなく引換えですが、手数料を取らないと案内しています。

札幌オリンピックの100円玉は、今も使える?

古い記念硬貨なので、もう使えないのではと心配する相談です。

記念硬貨を持っている人

昭和47年の物でも、本当にお店で使えるんですか?

案内役

使えます。財務省は、記念貨幣はすべて通常の貨幣と同じように使えると説明しています。見慣れない硬貨なので、ひと言添えて出すと安心ですよ。

よくある質問

1972年のオリンピック記念硬貨は、100円以外にもありますか?

造幣局の記念貨幣一覧では、札幌オリンピック記念は100円白銅貨の1種類です。銀貨や500円はありません。

札幌オリンピックの100円は、何でできていますか?

白銅(銅750・ニッケル250)で、12g・直径30mmです。銀は入っていないので、価値の目安は額面の100円です。

1972オリンピックの100円と、長野オリンピックの記念硬貨はどちらが高いですか?

札幌の100円も長野の500円も白銅貨で、どちらも額面が基準です。長野の5千円銀貨は銀の目安が額面を下回るので、額面の5,000円が物差しになります。くわしくは長野オリンピック記念硬貨の価値で見ています。

まとめ

この記事の要点
  • 札幌オリンピックの100円は、昭和47年(1972年)の白銅貨で30,000,000枚発行
  • 白銅の記念100円で一番少ない枚数でも、価値の目安は額面の100円
  • オリンピック記念硬貨で銀が入っているのは、東京1964・長野の5千円・東京2020の千円
  • 12枚程度なら、大手3行では手数料で手元のお金が大きく減る
  • ゆうちょ銀行の窓口・日本銀行・お店で使うのが、額面を残しやすい

オリンピックの記念硬貨をまとめて見たい方はオリンピック記念硬貨の価値を、記念硬貨全体の考え方は記念硬貨の価値はいくら?をどうぞ。

記念硬貨の価値.jp

記念硬貨の価値.jp 編集部

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