当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各銀行・買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。銀価格・買取価格・手数料は記事執筆時点の参考値で、変わることがあります。
母の引き出しに、皇太子殿下御成婚記念の5000円と500円が並んで入っていました。セットのようなんですが、価値はあるんでしょうか?
2枚そろって大切にしまわれていると、特別な物に思えますよね。この2枚は素材が違うので、1枚ずつ物差しを変えて見ていきましょう。
皇太子殿下御成婚記念硬貨は、平成5年に出た皇室の記念硬貨です。500円と5000円が同じ日に引換えを始めたので、2枚一緒に保管されていることが多いんですよね。
結論から言うと、500円は額面が基準、5千円銀貨は銀の目安が額面を下回るので、どちらも額面を下限の目安にして考えます。この記事を読めば、2枚を売るか替えるかを自分で決められます。
皇太子殿下御成婚記念硬貨は、平成5年の3種類
財務省・造幣局の記念貨幣一覧では、皇太子殿下御成婚記念の貨幣は3種類あります。このうち金貨を除く2枚が、この記事の中心です。
| 額面 | 素材 | 量目・直径 | 発行枚数(造幣局) | 引換開始日 |
|---|---|---|---|---|
| 500円 | 白銅(銅750・ニッケル250) | 7.2g・26.5mm | 30,000,000枚 | 平成5年6月4日 |
| 5,000円 | 純銀 | 15g・30mm | 5,000,000枚 | 平成5年6月4日 |
| 50,000円 | 純金 | 18g・27mm | 2,000,000枚 | 平成5年9月9日 |
3種類とも、造幣局の販売品ではなく、金融機関の窓口で額面と引き換えて出た記念硬貨です。平成5年皇太子殿下御成婚記念硬貨と言えば、ふつうはこの3枚のことを指します。
5万円金貨は純金の記念硬貨で、500円・5千円とは見方が別です。この記事では種類の紹介だけにして、金貨は額面で替える前に査定で金額を聞いておく物、とだけお伝えしておきますね。
平成5年銘の記念硬貨は、この3種類だけ
財務省・造幣局の記念貨幣一覧では、平成5年銘の記念硬貨は御成婚記念の3種類だけです。平成5年皇太子の500円玉の価値を調べている方も、手元の500円に「平成5年」とあれば、この御成婚記念の1枚と考えてよいでしょう。
5千円と5万円も平成5年銘なので、年銘だけでは額面までは分かりません。額面の数字もあわせて読んで、どの1枚なのかを確かめておきましょう。
「天皇陛下のご成婚記念硬貨」と探している方へ
天皇陛下ご成婚記念硬貨や、天皇結婚記念硬貨という言葉で探す方もいます。財務省・造幣局の記念貨幣一覧で「成婚」の名前がつくのは、平成5年の皇太子殿下御成婚記念の3種類だけです。
『結婚の記念なら、天皇陛下の物もあるのでは』と思うのは自然です。ただ、記念貨幣一覧を見る限り、結婚にちなむ記念硬貨はこの平成5年の物だけなんです。
ほかの天皇陛下の記念硬貨は、御在位や御即位の節目に出た物です。全部を並べて見たい方は、天皇陛下の記念硬貨一覧と価値にまとめています。
500円と5千円、2枚の見分け方
2枚は同じ記念でも、大きさも素材もまったく違います。ケースから出てしまっていても、すぐに分けられますよ。
手のひらに2枚を並べてみると、5千円銀貨の方がひと回り大きく、持った時にずっしりと重く感じるはずです。重さは500円の2倍を少し超えるんです。

- 26.5mm・7.2gで、今の500円玉に近い大きさなら500円白銅貨
- 30mm・15gで、ひと回り大きく重い方が5千円銀貨
- 5千円銀貨は、長く置くと黒っぽく変色していることがある
- どちらも年銘は「平成5年」
実は、皇太子殿下御成婚記念の500円は、記念500円の白銅貨が26.5mmの小さいサイズになった最初の1枚です。平成4年までの記念500円の白銅貨は30mmで、平成5年からは今の500円玉に近い大きさになりました。
そのため、30mmの5千円銀貨の方が、昭和や平成初めの大きな記念500円と見た目が近いんです。額面の文字まで読んで、取り違えないようにしておきましょう。
5千円銀貨の中でも、御成婚記念だけ純銀
記念硬貨の5千円銀貨は全部で7種類あります。そのうち御成婚記念だけが純銀で、ほかの6種類は銀925なんです。
| 5千円銀貨 | 品位・量目 | 銀の重さ |
|---|---|---|
| 皇太子殿下御成婚記念(平成5年) | 純銀・15g | 15g |
| 花と緑・裁判所・議会(平成2年)、長野オリンピック3種(平成9・10年) | 銀925・15g | 13.875g |
同じ15gでも、銀の重さは御成婚記念の方が1.125g多くなります。264.11円/gで計算すると、その差は約297円です。
とはいえ、どちらも銀の目安は額面の5,000円に届きません。純銀だからといって、ほかの5千円銀貨と扱いが大きく変わるわけではないんですね。
5千円銀貨7種類の比べ方は、5000円記念硬貨の価値で紹介しています。
皇太子殿下御成婚記念500円硬貨の価値
『皇室の記念硬貨だから、500円でも高く売れるのでは』と思う方も多いはずです。結論を先にお伝えしますね。
皇太子殿下御成婚記念500円硬貨の価値は、額面の500円が基準です。素材は白銅で貴金属ではなく、3,000万枚と多く造られているので、上乗せはつきにくいと考えておきましょう。
白銅は銅とニッケルの合金で、銀色に見えても銀は入っていません。皇太子殿下御成婚記念500の価値を、銀の値段で計算することはできないんです。
皇太子殿下御成婚記念500円硬貨の価値をもう少し上げたいなら、状態を保つことが大事です。白銅の硬貨も、布で強くこすると表面に細かい傷がつくので、そのままにしておきましょう。
皇太子殿下成婚記念500円は、状態がよくても額面が目安です。皇太子成婚記念硬貨500円を手放すなら、使うか、手数料のかからない窓口で替えるのが基本になります。
長野オリンピックや関西空港の500円と一緒に出てきたら
平成6年から平成11年の記念500円の白銅貨も、御成婚記念と同じ7.2g・26.5mmです。関西国際空港開港、アジア競技大会、長野オリンピック、御在位10年の500円がそうなんです。
| 7.2g・26.5mmの記念500円(白銅) | 年銘 | 発行枚数 |
|---|---|---|
| 皇太子殿下御成婚記念 | 平成5年 | 30,000,000枚 |
| 関西国際空港開港記念 | 平成6年 | 20,000,000枚 |
| 第12回アジア競技大会記念(3種類) | 平成6年 | 各10,000,000枚 |
| 長野オリンピック冬季競技大会記念(3種類) | 平成9・10年 | 各20,000,000枚 |
| 天皇陛下御在位10年記念 | 平成11年 | 15,000,000枚 |
大きさでは見分けられないので、年銘と記念の名前を読んで分けてみてください。どれも素材は同じ白銅で、価値の物差しも額面の500円です。
ほかの500円記念硬貨と並べて見たい方は、500円記念硬貨の価値一覧が便利です。
5千円銀貨の価値は、額面の方が上
ここが大事なところです。5千円銀貨は銀でできていますが、銀としての目安は額面に届きません。
田中貴金属が2026年11月2日17:00に公表した銀の店頭買取価格264.11円/g(税込)で計算すると、銀15gで約3,962円です。これは記事執筆時点の参考値で、銀地金の価格なので、記念硬貨の買取価格そのものではありません。
銀の目安が約3,962円で、額面の5,000円を下回ります。だから、額面の5,000円を下限の目安にして、査定で額面より高い提示が出た時だけ売る、という順番で考えます。
『銀貨なら、銀の値段で売るのが得なのでは』と思いがちですが、この銀貨は逆なんです。額面で替えれば、5,000円がそのまま戻ってきます。
黒く変色していても、額面は変わりません
引き出しに長くしまっていた5千円銀貨は、黒っぽくなっていることがあります。『汚れているから価値が下がったかも』と心配になりますよね。
造幣局は、銀や銀合金の記念貨は、長く置いておけば変色は避けられないと説明しています。変色していても法定通貨なので、額面の5,000円で使えますし、窓口で替えることもできます。
2枚をセットで見ると、いくらになる?
知恵袋でも多いのが、2枚セットの価値の相談です。額面で足すと、5,000円と500円で5,500円になります。
| 見方 | 500円 | 5千円銀貨 | 2枚の合計 |
|---|---|---|---|
| 額面 | 500円 | 5,000円 | 5,500円 |
| 素材で見た目安 | 白銅なので計算しない | 約3,962円 | 銀貨分だけ約3,962円 |
| 先に考えること | 使うか替えるか | 査定で額面を超えるか | 額面の5,500円を下限の目安に |
2枚とも額面が下限の目安なので、セットで手放す時も「5,500円より高いかどうか」で考えれば迷いません。
例えば、家族それぞれが引き換えたセットが2組あったら、額面は11,000円です。組の数が増えても、物差しは「額面の合計」のまま変わりません。
セットが何組もあると、つい1組あたりの値段で考えたくなりますよね。でも、査定では1枚ずつ金額が出ることが多いので、500円と5千円に分けて数えておくと比べやすくなります。

皇太子殿下御成婚記念硬貨5000円の買取は?
皇太子殿下御成婚記念5000円銀貨の買取価格を、先に知りたい方も多いですよね。2026年11月4日に大手の公式ページを調べた範囲では、この2枚の買取価格を公表している店は見当たりませんでした。
- 金貨買取本舗は、皇太子殿下御成婚の500円白銅貨を「両替となる記念硬貨」に挙げている
- 大黒屋の銀貨の買取価格表(2026年11月2日更新)は千円銀貨が中心で、御成婚の5千円銀貨の行は見当たらない
- おたからやは、記念硬貨の参考価格をすべて「ASK(問い合わせ)」にしている
つまり、皇太子殿下御成婚記念硬貨5000円の買取は、査定の金額を額面と並べて決めるのがいちばん確かです。御成婚記念硬貨500円の買取価格も、額面の500円を目安にしておきましょう。
皇太子殿下御成婚記念500円の買取価格を聞く時は、5千円銀貨や金貨と一緒に見てもらうと手間が省けます。5万円金貨がある時ほど、額面で替える前にまとめて金額を聞いておく意味がありますよ。
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記念硬貨の査定額を確かめる
銀貨やプルーフ貨幣セットが混ざっていれば、額面より高い評価がつくことがあります。仕分けをしないまま持ち込めて、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、金額を聞いてから売るか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
査定に出す前にしておきたいこと
5千円銀貨が黒っぽく変色していても、磨かないでおきましょう。造幣局は、銀は長く置けば変色は避けられず、どの手入れ方法も表面を傷める可能性があると説明しています。
- 500円・5千円・5万円を額面ごとに分ける
- ケースや袋は、中身と一緒にまとめておく
- 本人確認書類(運転免許証など)を用意する
- 査定で1枚ずつの金額を聞き、額面と比べる
- 額面より高い物だけ売り、残りは額面で替える
窓口では「1枚ずつの金額を教えてもらえますか」と聞いてみてください。内訳が分かれば、銀貨だけ売る、500円は使う、といった分け方ができます。
家族の遺品として出てきた時
親の遺品や実家の片づけで出てきた時は、ほかの記念硬貨や金貨と一緒になっていることもあります。仕分けが途中でも、缶や箱のまま持ち込める店もあるので、無理に1枚ずつ取り出さなくて大丈夫です。
相続した物を売る時の税金や分け方で迷ったら、税務署や税理士に相談しておくと安心です。
店に出向く前に金額の感じをつかみたいなら、写真を送って査定してもらう方法もあります。おたからやは、LINE査定は無料で、査定料や手数料はかからないと案内しています。
提示額に納得できなければ、断ってもかまいません。額面の5,500円という物差しを手元に持っておけば、その場で落ち着いて決められますよ。
額面に替えるなら、手数料のかからない窓口へ
査定の金額が額面に届かなかったら、額面で替えるのが確実です。ただ、大手銀行は2025年から記念貨幣に手数料をかけているので、窓口選びが大切です。
| 窓口 | 2枚(5,500円分)で残るお金 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ゆうちょ銀行の窓口 | 5,500円 | ほかの硬貨と合わせて100枚までは無料 |
| 日本銀行の本店・支店 | 5,500円 | 手数料を取らないと案内・事前予約制 |
| 三菱UFJ銀行 | 4,730円 | 記念貨幣は100枚まで770円 |
| 三井住友銀行 | 4,510円 | 100枚まで990円・口座入金のみ |
金額は、2026年11月4日時点の各行公式ページの手数料で計算しました。2枚だけなら、770円や990円の手数料は大きな差になりますよね。
みずほ銀行も、記念貨幣は100枚まで990円の手数料です(2025年8月時点の公式ページ)。大手銀行は、枚数を数えたあとで入金をやめても手数料がかかると案内しているので、持ち込む前に決めておきましょう。
金融機関で通常の硬貨に替えた記念硬貨は、日本銀行を経て造幣局に戻り、鋳つぶされると造幣局は説明しています。替えるのは、査定の金額を聞いてからにしておきましょう。
500円は、そのままお店で使うこともできます。レジで「記念の500円なんですが、使えますか」とひと声かけると、やりとりがスムーズですよ。
5千円銀貨をお店で使うという手も
5千円銀貨も、額面の5,000円として買い物に使えます。見慣れない硬貨なので、レジでは「平成5年の記念の5千円硬貨なんですが、使えますか」と先に伝えておきましょう。
自動販売機やセルフレジは、大きさや重さの違いで通らないことがあります。使うなら、有人のレジを選ぶと安心です。
よくある相談:皇太子殿下御成婚記念の2枚
知恵袋で多かった相談を3つ選んで、要点をまとめて答えます。
5000円と500円のセット、価値はどのくらい?
御成婚記念の5000円と500円がセットである、という相談です。
2枚の額面は合わせて5,500円です。5千円銀貨は銀の目安が額面を下回り、500円は額面が基準なので、5,500円を下限の目安にして査定の金額と比べてみてください。
『セットなら、ばらすより高くなるのでは』と思う方もいますよね。ただ、2枚とも窓口で1枚ずつ引き換えて出た硬貨なので、まずは1枚ずつの金額を聞いてから決めるのが確かです。
御成婚記念の500円は、500円のまま?
平成5年の御成婚記念500円は、もう少し高いのでは、という相談です。
未使用で傷もないんです。それでも500円のままなんでしょうか?
素材が白銅で、3,000万枚と多く出ているので、価値の目安は額面の500円です。きれいな状態なら、ほかの記念硬貨と一緒に査定で聞いてみるのもいいですよ。
銀行で今の500円玉に替えてもらえる?
平成5年の御成婚記念500円を、銀行で通常の500円に替えられるか、という相談です。
日本銀行は、記念貨幣は日本銀行や金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えられると説明しています。ただ、三井住友銀行は記念貨幣の両替は受けず口座への入金だけ、三菱UFJ銀行は100枚まで770円の手数料がかかります。
1枚だけなら、使ってしまう方が手元に残ります。どうしても替えたい時は、ゆうちょ銀行の窓口か日本銀行を選んでおきましょう。
日本銀行は事前予約制で、受付は平日の9:00から15:00です。郵送での引換えはしていないので、近くに本店・支店がある方向けの方法と考えておきましょう。
よくある質問
皇太子殿下御成婚記念硬貨は、今も使えますか?
使えます。財務省は、記念貨幣は通常の貨幣と同じように使えると説明しています。自動販売機などでは使えないことがあるので、有人のレジで使いましょう。
御成婚記念の5千円銀貨は、銀として売った方が高いですか?
純銀15gで、2026年11月2日の田中貴金属の銀の店頭買取価格で見ると約3,962円です。額面の5,000円を下回るので、額面を下限の目安にして考えましょう。
5万円金貨も一緒にあります。どうすればいいですか?
金貨は500円・5千円とは見方が別です。額面で替える前に、査定で金額を聞いておきましょう。
御成婚記念の5千円銀貨は、一度に何枚まで使えますか?
同じ種類の貨幣は、1回の支払いで20枚までが法律上の上限です。それより多い時は、分けて使うか窓口で替えましょう。
5千円銀貨が黒くなっています。磨いた方がいいですか?
磨かないでおきましょう。造幣局は、どの手入れ方法も表面を傷める可能性があり、好ましくないと説明しています。
まとめ
- 皇太子殿下御成婚記念硬貨は、平成5年の500円・5千円銀貨・5万円金貨の3種類
- 500円は26.5mmの白銅貨で、価値の目安は額面の500円
- 5千円銀貨は純銀15gで、銀の目安は約3,962円と額面を下回る
- 2枚セットなら、額面の5,500円を下限の目安にして査定と比べる
- 額面で替えるなら、ゆうちょ銀行か日本銀行の窓口が手元に残る
平成のほかの記念硬貨は平成の記念硬貨一覧と価値で、記念硬貨全体の見方は記念硬貨の価値はいくら?で確かめられます。







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