当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各銀行・買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。銀価格・買取価格・手数料は記事執筆時点の参考値で、変わることがあります。
「議会開設百年」と書かれた5000円の硬貨が出てきて、売ればいくらになるのか気になっている。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、議会開設100年の5000円硬貨は、銀の重さで見た目安が額面の5,000円より低い記念銀貨です。額面の5,000円をいちばん下の基準にして、それを上回る提示が出た時だけ売るのが手堅いんです。
この記事を読めば、議会開設100周年の5千円銀貨1枚を、損しない形でお金に戻す方法が分かります。
議会開設百年の5000円硬貨が1枚あります。銀でできているなら、5,000円より高く売れますよね?
そう期待しますよね。実はこの5千円銀貨は、銀の重さで計算すると5,000円に届かないんです。数字で順番に見てみましょう。
議会開設100年の5000円硬貨は、どんな記念硬貨?
正式名は「議会開設100周年記念 5,000円銀貨幣」です。平成2年銘の銀貨で、当時は金融機関の窓口で額面の5,000円と引き換えて手に入れた物です。
造幣局の記念貨幣一覧と個別ページでは、次のように載っています。
| 項目 | 造幣局の値 |
|---|---|
| 正式名称 | 議会開設100周年記念 5,000円銀貨幣 |
| 年銘 | 平成2年(1990年) |
| 素材 | 銀合金(銀925・銅75) |
| 量目・直径 | 15g・30mm |
| 発行枚数 | 5,000,000枚 |
| 引換開始日 | 平成2年11月21日(金融機関の窓口で額面と引換え) |
造幣局が額面より高い値段で販売したプレミアム貨幣ではありません。手に入れた時の値段は、額面と同じ5,000円だったということです。
「議会開設百年」「100周年」どれも同じ硬貨です
議会開設百年の記念硬貨、議会開設100周年記念硬貨と、呼び方はいくつかあります。5000円の額面で平成2年銘なら、どれもこの1種類のことです。
同じ平成2年には、5千円銀貨がほかに2種類出ています。並べて見分けたい方は、裁判所制度百周年記念の5000円硬貨と花の万博の5000円硬貨もあわせてどうぞ。
議会開設100周年の5千円銀貨は、銀の重さで見るといくら?
銀925の15gなので、銀の重さは13.875gです。銀の公表価格を掛けると約3,665円で、額面の5,000円より約1,335円低くなります。
計算に使ったのは、田中貴金属が2026年11月2日17:00に公表した銀の価格(税込)です。記事執筆時点の参考値で、銀地金の価格です。記念硬貨の買取価格そのものではありません。
ここでは、店頭の買取価格と小売価格の両方で計算してみました。
| 使った価格(1gあたり) | 銀13.875gで計算 | 額面5,000円と比べると |
|---|---|---|
| 銀の店頭買取価格 264.11円 | 約3,665円 | 約1,335円低い |
| 銀の店頭小売価格 297.11円 | 約4,122円 | 約878円低い |
小売価格は、田中貴金属が銀を売る時の値段です。そちらの高い方で計算しても、5,000円には届きません。
『銀の値段で見ても、額面の方が上なんだ』と分かれば、売り急ぐ理由はなくなりますよね。

硬貨を損傷したり鋳つぶしたりすることは、貨幣損傷等取締法で禁止されています。銀の計算は、あくまで価値を考えるための物差しです。
千円銀貨や1万円銀貨も含めた計算のしかたは、銀貨の記念硬貨の価値を計算するで紹介しています。
議会開設100年の5000円硬貨の買取は、額面を下の基準に
『それでも、買取店ならもっと高く見てくれるかも』と思う方もいますよね。ただ、2026年11月4日に各社の公式ページを確かめた範囲では、この5千円銀貨の買取価格を数字で載せている店は見当たりませんでした。
金貨買取本舗は、議会開設100周年記念の5000円銀貨を「額面通りの価値で両替となる記念硬貨」に挙げ、金融機関での換金・両替を勧めています。おたからやは記念硬貨の参考価格をすべて「ASK(問い合わせ)」にしています。
数字が出ていないので、確かめる方法は査定で聞くことだけです。聞く時は「議会開設100周年の5千円銀貨が1枚です。いくらになりますか」と、名前と枚数をはっきり伝えましょう。
- 額面の5,000円を下回る提示なら売らない、と先に決めておく
- 硬貨は磨かず、ケースや袋に入れたまま持って行く
- 1枚いくらになるか、査定額を聞く
- 5,000円を上回れば売ることを考え、下回れば断って窓口で替える
提示額に納得できなければ、その場で断って大丈夫です。額面の5,000円は、いつでも窓口で受け取れます。
千円銀貨やプルーフ貨幣セットが一緒にあるなら、まとめて査定してもらうと1回で済みます。千円銀貨は銀の目安が額面を大きく上回るので、店ごとの評価を聞く意味があるんです。
PR|記念硬貨・記念貨幣の買取
記念硬貨の査定額を確かめる
銀貨やプルーフ貨幣セットが混ざっていれば、額面より高い評価がつくことがあります。仕分けをしないまま持ち込めて、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、金額を聞いてから売るか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
- 本人確認書類を用意する
- 硬貨を洗ったり、布でこすったりしない
- ほかの記念硬貨と種類ごとに分けておく
- 額面の5,000円をメモしておき、提示額と比べる
日本銀行で額面の5,000円に替える手順
『日本銀行って、個人が行ってもいいの?』と思う方もいますよね。議会開設百年の記念硬貨を額面に戻すなら、日本銀行の本店・支店も選べます。日本銀行は、記念貨も引換えの対象にしていて、手数料を取らないと案内しています。
- 引換受付サイトか電話で、事前に予約する
- 平日9:00〜15:00に、本店か支店の窓口へ行く
- 窓口にある「引換依頼書」に書いて出す
- 番号札を受け取り、呼ばれたら現金で受け取る
日本銀行は、郵送での引換えはしていません。予約がないと当日中に引換えができない場合もあるので、先に予約しておきましょう。
近くに日本銀行がなければ、ゆうちょ銀行の窓口も手数料がかかりにくい選択肢です。ほかの硬貨と合わせて100枚までなら無料で、記念硬貨も枚数に数えられます。

三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は、記念貨幣に100枚まで770円〜990円の手数料をかけています(2026年11月4日時点の公式ページ・みずほは2025年8月時点)。1枚だけなら、日本銀行やゆうちょ銀行の方が手元に多く残ります。
知恵袋でよくある相談:議会開設百年の記念硬貨
Yahoo!知恵袋に寄せられた、平成2年の5000円硬貨にまつわる相談を3つ要約して答えます。
議会開設100年の5000円硬貨の価値は?
いま売ったらいくらになるのか、という一番多い相談です。
銀の目安は約3,665円、額面は5,000円です。店の買取価格は公表されていないので、額面の5,000円を基準にして、それより高い提示が出るか査定で確かめてみてください。
平成2年の5000円と昭和61年の1万円など、何枚かまとめて価値を知りたい
御即位記念の500円、5000円の記念硬貨、御在位60年の1万円など、何種類か持っているという相談です。
この組み合わせは、どれも額面が基準になりやすい記念硬貨です。500円は白銅貨、5000円と1万円は銀の目安が額面を下回る銀貨だからです。1万円銀貨の見方は昭和61年の1万円銀貨の価値で確かめられます。
換金するなら、銀行と買取業者のどちらがいい?
平成2年の5000円の記念硬貨を、銀行で替えるか業者に売るか迷っているという相談です。
順番は「先に査定、届かなければ窓口」がおすすめです。査定で5,000円を上回れば売り、届かなければ手数料のかからない窓口で替えれば、どちらに転んでも5,000円より損をしにくくなります。
先に査定を受けて断ったら、気まずくないですか?
大丈夫ですよ。「今日は額面と比べたかったので、やめておきます」と伝えれば十分です。
よくある質問
議会開設100周年の5000円硬貨は、お店で使えますか?
使えます。財務省は、記念貨幣はすべて通常の貨幣と同じように使えると説明しています。ただし自動販売機などでは使えないことがあるので、有人のレジで出してみてください。
議会開設百年の記念硬貨は、発行枚数が少ないのですか?
造幣局の記念貨幣一覧では5,000,000枚です。同じ年の国際花と緑の博覧会記念(10,000,000枚)の半分ですが、500万枚出ている記念硬貨です。
黒っぽく変色していても、5,000円に替えられますか?
替えられます。造幣局は、銀は長く置けば変色は避けられないと説明しています。磨かずにそのまま窓口へ持って行きましょう。
まとめ
- 正式名は議会開設100周年記念5,000円銀貨幣(平成2年・5,000,000枚)
- 銀925・15gで銀は13.875g、銀の目安は約3,665円
- 小売価格で計算しても約4,122円で、額面の5,000円に届かない
- 買取価格の公表例はなく、両替を勧める店がある
- 先に査定を聞き、5,000円に届かなければ日本銀行やゆうちょ銀行で替える
5千円銀貨7種類をまとめて見たい方は5000円記念硬貨の価値を、記念硬貨全体の考え方は記念硬貨の価値はいくら?をどうぞ。







コメント