花博の5000円硬貨の価値|大阪万博の5千円と呼ばれる平成2年の銀貨

花博の5000円硬貨の価値を表したアイキャッチ

当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各銀行・買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。銀価格・買取価格・手数料は記事執筆時点の参考値で、変わることがあります。

「大阪万博の5000円」と家族が呼んでいた硬貨が出てきたけれど、調べると1970年の万博には5000円の記念硬貨が見当たらない。そんなふうに戸惑う方もいますよね。

結論から言うと、その硬貨はたいてい、平成2年の花博の5000円硬貨、正式には「国際花と緑の博覧会記念 5,000円銀貨幣」です。銀の目安は額面の5,000円を下回るので、額面を基準に売るか替えるかを決めるのがおすすめなんです。

この記事を読めば、手元の5000円が花博の記念硬貨かどうかと、損しない手放し方が分かります。

記念硬貨を持っている人

家でEXPO’90の5000円と呼んでいた硬貨です。親は大阪万博の記念だと言っていましたが、どの万博なんでしょう?

案内役

5000円の万博の記念硬貨は、平成2年の国際花と緑の博覧会記念の1種類だけなんです。万博の記念硬貨を額面ごとに並べると、すぐ分かりますよ。

目次

「大阪万博の5000円」は、花博の5千円銀貨のこと

先に結論

造幣局の記念貨幣一覧で、博覧会の記念硬貨のうち額面が5,000円の物は、平成2年の国際花と緑の博覧会記念だけです。1970年の万博と2025年の大阪・関西万博には、5000円の記念硬貨はありません。

知恵袋などでは、この5千円銀貨が「大阪万博の5000円」「大阪エキスポ90」「OSAKA EXPO’90の5000円」と呼ばれています。博覧会の記念硬貨を、造幣局の一覧から額面ごとに並べてみました。

記念硬貨(造幣局の表記)年銘額面と素材
日本万国博覧会記念昭和45年100円白銅貨幣
沖縄国際海洋博覧会記念昭和50年100円白銅貨幣
国際科学技術博覧会記念昭和60年500円白銅貨幣
国際花と緑の博覧会記念平成2年5,000円銀貨幣
2005年日本国際博覧会記念平成16年・平成17年1万円金貨幣・千円銀貨幣・500円ニッケル黄銅貨幣
2025年日本国際博覧会記念令和5年〜令和7年1万円金貨幣・千円銀貨幣・500円バイカラー・クラッド貨幣

5000円の欄は、平成2年の1行だけです。手元の5000円に「平成2年」とあれば、花の万博の記念硬貨と考えてよさそうです。

博覧会の記念硬貨を額面ごとに並べ、5000円は花博だけと示した図解

1970年の万博の100円はEXPO’70大阪万博の100円記念硬貨の価値、万博の記念硬貨全体は万博記念硬貨の価値で紹介しています。

花博の5000円硬貨は、どんな記念硬貨?

『そもそも、どれくらいの銀が入っているの?』というのが次に気になるところですよね。造幣局の記念貨幣一覧と個別ページの値をまとめました。

花博の記念硬貨のデータ

銀925の15g、直径30mmの銀貨で、発行枚数は10,000,000枚です。平成2年4月2日から、金融機関の窓口で額面の5,000円と引き換えられました。

項目造幣局の値
正式名称国際花と緑の博覧会記念 5,000円銀貨幣
年銘平成2年(1990年)
素材銀合金(銀925・銅75)
量目・直径15g・30mm
発行枚数10,000,000枚
引換開始日平成2年4月2日

平成2年の5千円銀貨3種類を見分けるには

平成2年には、裁判所制度100周年記念と議会開設100周年記念の5千円銀貨も出ています。3種類とも銀925・15g・直径30mmで、大きさや重さでは見分けられません。

平成2年の5000円硬貨を見分けるチェック
  • 硬貨に書かれた記念の名前を読む
  • 年銘が平成2年になっているか確かめる
  • 名前で迷ったら、ケースや袋の表記も見る

花博の5000円は、3種類の中で発行枚数がいちばん多く、ほかの2種類の倍です。残りの2種類は裁判所制度百周年記念の5000円硬貨と議会開設百年記念の5000円硬貨で見られます。

花の万博の記念硬貨の価値は、銀の目安と額面で考える

銀の目安は約3,665円

銀925の15gなので、銀の重さは13.875gです。田中貴金属が2026年11月2日17:00に公表した銀の店頭買取価格264.11円/g(税込)で計算すると約3,665円で、額面の5,000円を下回ります。

これは記事執筆時点の参考値で、銀地金の価格から出した目安です。記念硬貨の買取価格そのものではありません。

平成2年の5千円銀貨3種類を1枚ずつ持っている方もいますよね。3枚で計算してみます。

平成2年の5千円銀貨額面銀の目安
国際花と緑の博覧会記念5,000円約3,665円
裁判所制度100周年記念5,000円約3,665円
議会開設100周年記念5,000円約3,665円
3枚の合計15,000円約10,994円

『せっかく取っておいたのに、額面どまり?』と感じるかもしれません。ただ、3枚まとめても額面の方が約4,000円高い計算です。花博の5000円を売るなら、額面の5,000円より高い提示が出た時だけにしておくと、手元のお金が減りません。

花博の5000円硬貨の銀の目安と額面を比べた図解
溶かして銀にするのは禁止です

硬貨を損傷したり鋳つぶしたりすることは、貨幣損傷等取締法で禁止されています。銀の計算は、価値を考えるための物差しとして使ってください。

大阪万博の5000円硬貨の買取価格と、売る時の聞き方

『買取店なら、いくらで買ってくれるの?』と思いますよね。2026年11月4日に各社の公式ページを確かめた範囲では、花博の5000円の買取価格を数字で出している店は見当たりませんでした。

公表例から分かること

金貨買取本舗は、国際花と緑の博覧会記念の5000円銀貨を「額面通りの価値で両替となる記念硬貨」に挙げ、金融機関での両替を勧めています。おたからやは、記念硬貨の参考価格をすべて「ASK(問い合わせ)」にしています。

数字が出ていないので、国際花と緑の博覧会記念硬貨の買取は、査定で聞いて額面と比べるのが近道です。店では「花博の5千円銀貨が2枚あります。1枚ずついくらですか」と聞くと、比べやすくなります。

花博の5000円を手放す順番
  1. 平成2年の国際花と緑の博覧会記念かどうか確かめる
  2. 磨かずに、ケースや袋に入れたまま査定に持って行く
  3. 1枚ずつの提示額を聞き、5,000円と比べる
  4. 5,000円を下回れば断って、ゆうちょ銀行か日本銀行で替える

千円銀貨やプルーフ貨幣セットが一緒に出てきたなら、まとめて査定に出すと手間が省けます。

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記念硬貨の査定額を確かめる

銀貨やプルーフ貨幣セットが混ざっていれば、額面より高い評価がつくことがあります。仕分けをしないまま持ち込めて、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、金額を聞いてから売るか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

額面に替えるなら、ゆうちょ銀行の窓口はほかの硬貨と合わせて100枚まで無料です。三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行は、記念貨幣に100枚まで770円〜990円の手数料をかけています(2026年11月4日時点の公式ページ・みずほは2025年8月時点)。

知恵袋でよくある相談:EXPO’90 5000円の硬貨

Yahoo!知恵袋に寄せられた相談を3つ、要約して答えます。

EXPO’90の5000円は、何年か待てば3万〜4万円になる?

将来、何倍にも値上がりするのかという相談です。

この記事では、銀の価格や記念硬貨の値上がり・値下がりの予想はしません。言えるのは、銀の目安は今のところ約3,665円で、額面の5,000円は窓口でいつでも受け取れるということです。

万博の100円・500円と、平成2年の御即位500円は全部使える?

EXPO’70の100円、2005年の愛知の500円、平成2年の御即位記念500円が出てきて、使えるのか知りたいという相談です。

全部使えます。財務省は、記念貨幣はすべて通常の貨幣と同じように使えると説明しています。ただし自動販売機などでは使えないことがあるので、有人のレジか窓口で替えてからにしましょう。

平成2年の御即位記念500円は、いくらぐらいの価値?

花博と同じ年に出た500円にも価値があるのか、という相談です。

天皇陛下御即位記念の500円は、造幣局の一覧では白銅貨で、発行枚数は30,000,000枚です。銀は入っていないので、価値の目安は額面の500円です。くわしくは天皇陛下御即位記念硬貨の価値をどうぞ。

記念硬貨を持っている人

同じ平成2年でも、5000円と500円で考え方は同じなんですね。

案内役

どちらも額面が基準、という点では同じなんです。5000円の方だけ、査定で額面を上回るか聞いてみる価値がありますよ。

よくある質問

花博の5000円硬貨は、今もお店で使えますか?

使えます。同じ種類の硬貨を1回の支払いで使えるのは20枚までです。自動販売機などでは使えないことがあります。

花博の記念硬貨には、1000円や500円もありますか?

造幣局の記念貨幣一覧では、国際花と緑の博覧会記念は5,000円銀貨幣の1種類だけです。

花博の5000円が黒ずんでいます。売れますか?

査定は受けられます。造幣局は、銀は長く置けば変色は避けられないと説明していて、手入れで表面を傷めることもあるので、磨かずにそのまま持って行きましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 「大阪万博の5000円」は、平成2年の国際花と緑の博覧会記念5,000円銀貨幣のこと
  • 1970年と2025年の万博には5000円の記念硬貨はない
  • 銀925・15gで銀の目安は約3,665円、額面の5,000円を下回る
  • 買取価格の公表例はなく、両替を勧める店がある
  • 査定で5,000円を上回る時だけ売り、残りはゆうちょ銀行や日本銀行で替える

5千円銀貨7種類は5000円記念硬貨の価値で、記念硬貨全体の見方は記念硬貨の価値はいくら?で紹介しています。

記念硬貨の価値.jp

記念硬貨の価値.jp 編集部

500円・100円の記念硬貨、千円銀貨・5千円銀貨・1万円銀貨、プルーフ貨幣セットやミントセットなど、日本の記念硬貨を損しない形でお金に戻すために、種類の見分け方・価値の考え方・銀行での替え方・売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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