当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各銀行・買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。銀価格・買取価格・手数料は記事執筆時点の参考値で、変わることがあります。
記念の500円玉が40枚ほどあります。買取に出したら、1枚いくらぐらいになるものなんでしょうか?
40枚もあると、少しでも高く売れたらうれしいですよね。先に目安をお伝えすると、白銅やクラッドの500円は額面の500円前後で考えておくと、がっかりせずに済みますよ。
親や祖父母が集めていた記念の500円玉が、まとまって出てくることは珍しくありません。『これだけあれば、それなりの金額になるかも』と期待してしまいますよね。
結論から言うと、500円記念硬貨の買取価格は、ほとんどの種類で額面の500円が目安です。売るか銀行で替えるかは、手数料を引いた手取りで比べると迷わずに決められます。
500円記念硬貨の買取価格は、なぜ額面が目安なの?
理由は2つあります。たくさん造られたことと、素材が貴金属ではないことです。
白銅・ニッケル黄銅・バイカラー・クラッドの500円は、素材の価値で額面を超えることがありません。上乗せがあるとすれば、ケースやセットがそろっている時くらいです。
造幣局の記念貨幣一覧では、500円の白銅貨は1種類あたり1,000万枚から7,000万枚も発行されています。欲しい人が手に入れやすいので、額面より高く買う理由が生まれにくいんですね。
金貨買取本舗という店は、白銅とニッケル黄銅の500円記念硬貨を「両替となる記念硬貨」として公式サイトに並べています。買取ではなく、銀行などで換金・両替することをすすめているくらいなんです。
例外は、造幣局が販売した平成17年の中部国際空港開港記念500円銀貨です。こちらは純銀15.6gなので、ほかの500円とは見方が変わります。種類ごとの素材は500円記念硬貨の価値一覧で確かめられます。
記念硬貨500円の買取価格、各社は公表している?
では、実際の買取店は500円の記念硬貨にどんな金額を出しているのか。2026年11月4日に各社の公式ページを確かめると、金額をはっきり載せている店はごくわずかでした。
| 店 | 500円記念硬貨の金額の出し方 |
|---|---|
| 買取大吉 | 地方自治法の京都府500円クラッド(平成20年・Bセット・切手付)を参考価格500円で掲載。個別の日付の表記なし |
| 大黒屋 | 銀貨の価格表はあるが、500円白銅貨の金額は載っていない |
| おたからや | 地方自治法の500円47枚などを掲載しているが、参考価格はすべて「ASK(問い合わせ)」 |
| バイセル | 金額の掲載はなく、素材価値のないニッケル貨でも発行枚数や保存状態を加味して査定すると案内 |
切手付きのセットでも、公表されている参考価格は額面と同じ500円です。セットやケースがあれば、それだけで高くなるというものでもないことが分かりますよね。
ただ、店ごとに評価のしかたは違います。最後は査定で聞いてみるのがいちばん確かです。
おたからやの掲載品には、地方自治法の500円が47枚そろったものもあります。都道府県がそろっているか、ケースや台紙が残っているかも、査定で見られるところだと考えておきましょう。

昭和60年の500円玉の買取価格は?
昭和60年の500円玉は、記念硬貨の中でも特に相談が多い年です。この年には白銅の記念500円が2種類出ています。
| 記念硬貨 | 素材・大きさ | 発行枚数 | 引換開始日 |
|---|---|---|---|
| 国際科学技術博覧会記念(つくば万博) | 白銅・30mm・13g | 70,000,000枚 | 昭和60年3月12日 |
| 内閣制度創始100周年記念 | 白銅・30mm・13g | 70,000,000枚 | 昭和60年12月18日 |
どちらも7,000万枚ずつと、記念500円の中でいちばん多く造られています。昭和60年の500円玉の買取価格も、額面の500円が目安と考えておきましょう。
『昭和の古いものだから、価値が上がっているはず』と思う方も多いはずです。ただ、古さよりも発行枚数と素材のほうが、金額への影響はずっと大きいんです。
内閣制度創始100周年記念については、内閣制度百年記念500円硬貨の価値で詳しく見ています。
売るか銀行か、40枚なら手取りはこう変わります
額面が目安なら、比べるべきは「手数料を引いて手元にいくら残るか」です。記念500円を40枚(額面20,000円)持っている場合で、2026年11月4日時点の各行公式ページの手数料をあてはめてみます。
| 手放し方 | 40枚(20,000円分)の手取り | ポイント |
|---|---|---|
| 有人レジで使う | 20,000円分 | 1回20枚までなので、2回以上に分ける |
| ゆうちょ銀行の窓口 | 20,000円 | 通常の硬貨と合わせて100枚までは無料 |
| 三菱UFJ銀行 | 19,230円(手数料770円) | 100枚まで770円 |
| 三井住友銀行 | 19,010円(手数料990円) | 100枚まで990円・口座入金のみ |
| 買取店 | 提示額しだい | 査定料無料の店なら、聞くだけでも費用はかからない |

表で見ると、買取店の提示額が額面に届かなければ、ゆうちょ銀行の窓口やお店で使うほうが手元に残ります。反対に、セットやケース入りで額面より高い提示が出たら、売ったほうが得になります。
金融機関で両替された記念硬貨は、造幣局に戻って鋳つぶされます。査定を受けるかどうか迷っているなら、銀行に持ち込む前に済ませておきましょう。
手放し方ごとの比べ方は、記念硬貨の換金方法でも整理しています。
まとめて査定に出す時の流れ
500円が何十枚もあると、1枚ずつ仕分けるのも大変ですよね。おたからやの公式FAQでは、仕分けをせずに段ボールや缶に入ったままの状態で持ち込んでよいと案内しています。
- 銀貨やケース・セット入りが混ざっていないか、ざっと分けておく
- 店頭・出張・LINEなどから、来店しやすい査定方法を選ぶ
- 運転免許証などの本人確認書類を用意する
- 提示額を聞き、額面より高ければ売り、届かなければ断る
おたからやは、出張料・査定料・買取手数料が無料で、提示額に納得できなければキャンセルできると案内しています。額面と比べてから決められるので、気軽に聞いてみるとよいですよ。
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記念硬貨の査定額を確かめる
銀貨やプルーフ貨幣セットが混ざっていれば、額面より高い評価がつくことがあります。仕分けをしないまま持ち込めて、店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、金額を聞いてから売るか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
提示額に納得できない時は
『思っていたより低いな』と感じることもありますよね。そんな時は、その場で決めずに次の点を確かめてみてください。
- 提示額が額面の合計より上か下かを計算する
- 1枚ずつの金額か、まとめての金額かを聞く
- ケースやセットが評価に入っているかを聞く
- 納得できなければキャンセルして、額面で使う道に戻す
額面より低い提示が出ても、記念硬貨は額面ぶんのお金として残ります。売らないという選択がいつでもできるので、焦らなくて大丈夫ですよ。
量が多い時の仕分け方は、大量の記念硬貨を手放す方法も参考にしてみてください。
よくある相談:500円記念硬貨を売るといくら?
知恵袋でも「売ったらいくら?」という相談は多く寄せられています。代表的なものを3つ取り上げます。
長野オリンピックの500円玉、今売るとしたら何円?
長野オリンピックの500円に価値があるのか、売るといくらかという相談です。
長野の500円は白銅で、第1次から第3次まで各2,000万枚出ています。買取価格の目安は額面の500円なので、数枚ならお店で使うのも1つの方法です。
青函トンネルの500円、昭和63年のものはいくらで売れる?
昭和63年の青函トンネル開通記念500円の売値を知りたい、という相談です。
青函トンネルの500円も白銅で、2,000万枚出ています。ほかの白銅の記念500円と同じく、額面を目安にして、提示額と比べて決めてみてください。
御成婚と御即位の500円、買取価格はどちらが上?
平成5年の御成婚記念と平成2年の御即位記念の500円を比べたい、という相談もありました。
どちらも白銅で、発行枚数は同じ3,000万枚です。買取価格の目安にも差はなく、どちらも額面の500円前後と考えておけば大丈夫です。
よくある質問
記念硬貨500円の買取価格は額面以下になりますか?
店の評価によっては額面に届かない提示が出ることもあります。その時は売らずに、お店で使うかゆうちょ銀行の窓口などで替えれば、額面ぶんは手元に残ります。
500円記念硬貨は1枚でも買い取ってもらえますか?
おたからやのLINE査定は、写真1枚を送るだけで無料で聞けると案内しています。ただ、額面が目安の500円なら、1枚はお店の有人レジで使うのがいちばん手軽です。
ケースや解説書があると買取価格は上がりますか?
店によって見方が分かれます。おたからやはケースや外箱・解説書も含めて状態を見ると案内しているので、捨てずに一緒に持ち込みましょう。
買取に本人確認書類は必要ですか?
必要です。買取店は古物営業法にもとづいて本人確認を行っていて、おたからやは18歳未満の買取を受けていません。
まとめ
- 500円記念硬貨の買取価格は、ほとんどの種類で額面の500円が目安
- 各社の公表例でも、500円クラッドのセットが参考価格500円
- 昭和60年の2種類は各7,000万枚で、目安は額面
- 売るか替えるかは、手数料を引いた手取りで比べる
- 査定は銀行に持ち込む前に済ませておく
記念硬貨の価値全体の見方は、記念硬貨の価値はいくら?でまとめています。







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